【事件】ハワイで日本人夫婦が暴行され、治療費が500万円に
目次
- ■はじめに
- ■事件の詳細
- ■治安が決して良いわけではないハワイ
- ■高額な治療費に怯えずに済む方法
- ■海外旅行のお供になるクレジットカード
- ■その他のおすすめクレジットカード
- ■キャッシュレス診療
- ■終わりに
■はじめに
こんにちは。健伍です。
先日、ハワイのホノルル郊外で日本人観光客夫婦が暴行される事件が発生しました。
わたしもこれまでホノルルへ10回ほど行っていますが、悲しい事件が起こってしまいました。
幸い、犯人は捕まったみたいですが、被害者の方のけがの度合いがひどく、治療費が500万円請求されているとのことです。
■事件の詳細
事件の舞台となったのは、最近人気になりはじめたカカアコ地区。
このカカアコ地区はウォールアートで有名で、暴行された観光客夫婦も見物に訪れていました。
とある公園の公衆トイレに向かった夫がなかなか帰ってこないことを不審に思った妻が公衆トイレに向かったところ、夫が暴漢に襲われ倒れていました。妻も暴漢にナイフを突きつけられ、首を絞められ気を失いました。
一部ニュースでも報道されていますが、夫は左目の上をナイフで切られ、歯が折れるほど殴られており、顔がパンパンに腫れてしまったそうです。
夫婦は治療費を支払ずに日本に帰国していますが、治療費が500万円請求されています。
現在、ハワイの団体が夫婦の治療費の名目として500万円の寄付を募っているとのことです。
■治安が決して良いわけではないハワイ
カカアコ地区はハワイの中でもあまり治安に良いエリアではありません。
決して目立つ格好で観光してはなりませんし、ワイキキでも置き引きやひったくりは多いです。
現金はなるべく持ち歩かず、人通りの少ない裏道や人目のつかない物陰は避けましょう。もちろん夜道は出歩かないことです。
ハワイはアメリカの中でも比較的治安がマシな方ですが、とはいえ日本と比較すると決して安全とは言い切れません。
ハワイはどうしても楽園のイメージがついてしまっています。
事件のあったカカアコ地区も高級コンドミニアムが立ち並ぶエリアですが、決してローカルの生活水準は高くありません。
このような事件を避けるためにも、ローカルばかりが集まる場所には立ち寄らないこと、そして、男性だとしても集団で暴行を受けたらひとたまりにもないことを肝に銘じてほしいものです。
■高額な治療費に怯えずに済む方法
さて、この事件に遭った夫婦が請求された多額の治療費ですが、クレジットカードの保険であればカバーできる可能性があります。
そして、治療費をその場で支払わなくても済むように、キャッシュレス診療が適用できるクレジットカードが良いです。
★クレジットカードには旅行保険が付いている
クレジットカードにはたいてい旅行保険が付帯しています。
この旅行保険の適用条件は利用付帯と自動付帯があります。
利用付帯は該当クレジットカードで旅行代金を決済している場合に限りますが、自動付帯なら決済の有無は問われません。
さらに、けがや病気の治療費の補償は合算ができます。
例えば、クレジットカードを2枚持っていたとして、それぞれ補償が200万円と100万円だった場合、合計して300万円までの治療費をカバーできます。
ここで、わたしが海外旅行のお供で持っているカードを紹介します。
■海外旅行のお供になるクレジットカード
わたしが海外旅行に持っていくクレジットカードは以下の4枚です。
①三井住友VISAコーポレートゴールド
痒い所に手が届くのがゴールドカードです。
利用付帯で、疾病、傷害ともにそれぞれ300万円まで補償されます。
利用条件は、出国前の空港までの公共交通機関の交通費、旅行代金の支払い、出国後の旅行代金の支払いです。
②楽天カード
利用付帯で、疾病、傷害ともにそれぞれ200万円まで補償されます。
利用条件は、出国前の空港までの公共交通機関の交通費、旅行代金の支払い、出国後の旅行代金の支払いです。
あくまで交通費の分は出国前に決済する必要があります。
③ビックカメラSuicaカード
補償額はやや少なめですが、疾病、傷害ともにそれぞれ50万円まで補償されます。
④エポスカード
言わずと知れた最強のサブカード、エポスカード。
海外旅行のときにも活躍します。
自動付帯で、疾病は270万円、傷害は200万円まで補償されます。
自動付帯なのがなにより嬉しいです。
★すべて持って行くと
わたしは以上の4枚を持っていきます。
楽天カードで飛行機代を支払い、三井住友VISAコーポレートゴールドで空港までの交通費を支払います。
そうすると、
疾病の場合は、300万円+200万円+50万円+270万円=820万円、
傷害の場合は、300万円+200万円+50万円+200万円=750万円
まで補償されます。
つまり、先ほどのハワイの事件の治療費、500万円は余裕で賄えてしまう計算になります。
■その他のおすすめクレジットカード
できれば1,000万円程度の補償の枠を持っていたいものです。
その際におすすめできる海外旅行保険が自動付帯となる年会費無料のクレジットカードはこちらの2枚です。
①横浜インビテーションカード
自動付帯で、疾病は270万円、傷害は200万円まで補償されます。
携行品補償も20万円ついています。
②REXカード
年会費無料で還元率が1.25%と高還元率のREXカード。
海外旅行保険も充実しています。
自動付帯で、疾病は270万円、傷害は200万円まで補償されます。
これらの2枚のクレジットカードは海外旅行保険は自動付帯です。
先ほどのわたしのラインナップに加えますと、
疾病は1220万円、傷害は1150万円まで補償されます。
旅行期間中に遭遇する恐れのあるレベルの疾病や傷害にはほとんど対応できるでしょう。
■キャッシュレス診療
クレジットカードの準備は万端です。
さて、万が一治療を受けることになった場合、キャッシュレス診療を受けられる病院があります。
その際に必要なものや注意点をお伝えしていきます。
★キャッシュレス診療を受ける際に必要なもの
キャッシュレス診療には以下のものが必要となります。
①利用付帯のクレジットカードの場合、利用条件の該当するクレジットカード決済の明細
②パスポート
③クレジットカード
★注意
ツアー料金を事前にクレジットカードで支払っている場合は、旅行前にカード利用の控えを受け取っているはずなので、控えを旅行に持参してください。
公共交通機関の交通費の支払いをクレジットカードで行った場合も同様で、クレジットカード利用明細を捨てずに持参してください。
■終わりに
海外旅行はどうしても気分が舞い上がってしまうものです。
旅行先で無用なけがや病気をしないためにも、体調管理だけでなく、自分の身は自分で守ることを心がけましょう。
一番は治安の悪い場所に行かないことです。
今回取り上げた悲しい事件が起きたハワイはわたしも10回行って嫌な思いや怖い思いはしたことはありません。
海外旅行保険もクレジットカードで賄えることがほとんどですので、ぜひ忘れずに持参してくださいね。
気を緩めず楽しい旅行にしてください。