誰でも出来るお金の増やし方

誰でも出来るお金の増やし方

お金が嫌いな人、いませんよね

持株会は善し悪し

 

 

健伍です。

 

 

会社員の方に質問です。

あなたの勤務先には持株会はありますか?

 

 

私の会社には持株会制度があり、入社時は毎月1,000円積み立てていましたが、昨年積み立て金額を毎月50,000円に変更しました。

 

 

持株会とは、自分が働いてる会社の株を毎月一定額積み立てて購入する仕組みです。

毎月の積み立ては、会社が指定している金額の範囲内で可能で、自社株の購入日は予めて決められていることがほとんどです。

 

 

自分の会社の株を買うのと何が違うのか?

持株会のメリットとデメリットをご紹介します。

 

◆メリット

(1)持株会で積み立てる金額に対し、会社が報奨金を上乗せしてくれる。

 

報奨金は会社によって差はありますが、私の周囲では、積み立て額に対し5%〜10%の報奨金を支払っている会社が多いです。

 

この報奨金、案外馬鹿になりません。

当然、株ですので、日々値動きしています。

世の中には1年間で株価が何十倍にもなる銘柄もあれば、逆に株価が半減する銘柄もあります。

もし株価が値下がりしても、報奨金の割合の範囲内であれば、損失は吸収されます。

 

 

(2)自動積み立てができる。

 

毎月給与から天引きされて積み立てるので、し忘れの心配はありません。

また毎月一定額購入することでドルコスト平均法のメリットを享受できます。

ドルコスト平均法とは

毎月一定額積み立てることで、価格が高い時は少しだけ、安い時はたくさん購入することになり、所得単価を下げることができる方法です。

 

 

(3)個人名義の口座へ預け替えができる

 

個人名義の証券口座へ預け替えができます。預け替えにより、株式の名義が持株会から個人になります。

個人名義に変更すると、配当金を現金で受け取れます。もし株主優待を行なっている場合は優待を受けることができるようになります。

(裏を返せば、個人名義に変更しない限り、配当金は現金で受け取れず、たいていの場合株の購入に充てられます。株主優待も受け取れません。)

 

 

◆デメリット

(1)1ヶ月に購入できる口数が限られている

 

たいてい1口1,000円で、給与は毎月何口まで、賞与は毎回何口までと決められているため、短期間で大量購入することはできません。

 

 

(2)スポット購入ができない。

 

持株会を通じて自社株を購入する場合、毎月購入日が決められています。

特定の日に購入することができません。

 

 

(3)配当金を現金で受け取れない。株主優待がある場合受け取れない。

 

持株会名義で自社株を購入しているので、配当金は現金で受け取れません。

たいてい配当金は自社株購入に充てられます。

また、株主優待を設けている場合、自社株の名義が持株会となるので、株主優待は受け取れません。

ただし、個人名義の証券口座へ預け替えることで解決します。

 

 

いかがでしたか?

以上、持株会のメリットとデメリットでした。

 

次回は持株会に加入すべき場合についてお伝えします!