ソーシャルレンディングとは
こんにちは。
健伍です。
今回は私が780万円を投じている
ソーシャルレンディングについて
簡単にご紹介します。
①ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)とは
ソーシャルレンディング事業会社を仲介して、個人が匿名組合に資金を貸与し、貸出金利を受け取る比較的新しい投資です。
日本国内ではmaneo社がリーディングカンパニーとなっており、ここ数年で事業会社は20を数えるまでになりました。
ソーシャルレンディングは ミドルリスク・ミドルリターンの投資とも言われています。
投資資金も最低1万円からで済み、初心者もとっつきやすいのが特徴です。
②ソーシャルレンディングの特徴とは
株と比較するとわかりやすいです。
・資金の流動性
株:いつでも売買できる。
ソーシャルレンディング:一定期間資金が拘束される。
・収益
株:利益がどのくらい出るか、そもそも出るかわからない。
ソーシャルレンディング:目標金利が設定されており、大きく上回ることや下回ることはほとんどない。
・リスク
株:貸し倒れリスクはないが、倒産リスクがある。
ソーシャルレンディング:貸し倒れリスクがある。事業会社の倒産リスクもある。
・租税
株:分離課税である。
ソーシャルレンディング:総合課税で雑所得扱いである。
・情報アクセス
株:上場銘柄を購入する場合、その会社の財務状況や決算を確認することができる。購入を検討する情報が公になっており、誰でもアクセスすることができる。
ソーシャルレンディング:匿名組合への投資になるため、投資先の詳しい状況を知ることができない。
③分散投資方法はあるの?
事業会社と投資案件を分散する他、分散投資する方法はありません。
複数の事業会社で投資すると、口座管理が煩雑になりますが、リスクは小さくすることが賢明です。
④借金をしてレバレッジをかけるべきか?
確実ではないものの、他の投資方法に比べて、ある一定の利率で収益をあげることができるとわかっているのがソーシャルレンディングです。
そのため、投資案件の金利が、借金の貸出金利を上回れば、その差は収益になります。
日本国内はマイナス金利政策になりました。
その影響で、住宅ローンの金利は軒並み2%を割るなど、個人向けでも借入金額が高額なものは金利が低くなっています。
しかし、比較的低額の借入金利は決して低くありません。
ソーシャルレンディングはある一定の期間以上は資金が拘束されるため、「早く返せば金利が安いorない」という消費者金融のキャンペーンには不向きです。
例えば、レイクでは、180日間金利0%というキャンペーンを行っていますが、貸し出しは最大5万円までで、初回限定です。
ソーシャルレンディングに投資する以上、借入が少額でも低金利で、用途を問わないという条件が揃う必要があります。
これらの条件に合致するのが、株や公社債等を担保とした、証券会社による資金貸し出しサービスです。
例えば、野村證券ではWebプラスローンという商品があり、資金の使い道は自由です。
詳細はこちら。
利用するためには、該当証券会社に株や公社債等を預入していないとなりません。
複数の証券会社に資産を振り分けている場合は、該当証券会社へ資産移動をする必要が出てきます。
しかし、移動手数料は高額なので(3万円前後がほとんど)、資金を借りるためにわざわざ移動を伴うのは本末転倒かもしれません。
最後に…
いかがでしたか?
銀行預金に眠らせている資金がある方はぜひソーシャルレンディングを活用してみてください!