誰でも出来るお金の増やし方

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お金が嫌いな人、いませんよね

【コラム】退職金は前借したい

 

 

こんにちは。

健伍です。

 

 

あなたはご自身の退職金がいくら支給されるか知っていますか?

 

 

わたしは時々、「○○(勤務先) 退職金」や「○○(勤務先 年収」とグーグル検索するのですが、

不確かな情報ばかり。

 

入社してわかったのですが、既に退職金は悪しきポイント制に移行しており、事実上の減額になっています。

 

ポイント制とは、年収に対して付与されるポイントを積み立てます。

最終的に退職するときに積みあがっているポイント×1,000円(わたしの勤務先の場合)が退職金となります。

 

ぶっちゃけてしまえば、昇進しない限り、退職金は増えません。年収に比例してポイントが付与されるためです。

 

これまでは、昇進の度合いに寄らず、あまり退職金に差がつけられていませんでしたが、ポイント制の導入により、その差が明確なものとなりました。

 

ちなみに大手企業の退職金の相場は、経団連会員企業の平均でだいたい2,400万円ほど。

 

おそらくうちはそれより少ないです。

 

この退職金ですが、アベノミクスが目指すインフレ率2%が達成されると、目減りします。

 

わたしは退職金は退職までの勤務年数で割って、普段の月例賃金に上乗せしてほしいなと強く思います。

 

それか、前借ができたらいいなと思っています。

 

ソーシャルレンディングをはじめて、痛感するのは資金不足です。

わたしは保険料が年間2.5万円程度の生命保険に加入していますが、生命保険も前借できるんですよね。

 

ソーシャルレンディングは貸し倒れリスクが伴いますが、大きなデフォルトは起きていません。

デフォルトはソーシャルレンディング業界に悪影響を及ぼすので、業界も必死なのだと思います。

 

もし退職金が全額でないにせよ、半分でも前借出来たら、かなり状況は変わります。

1,000万円を前借すると、年間で100万円以上の収益増加に繋がります。

 

退職金をもらう頃よりも、今若いときの方が確実にお金が必要です。

ただ、一部の高給企業(国策系、高参入障壁、大手商社、外資金融など)を除き、企業も初任給は横並び。

 

しかも、出世競争は年々激しくなり、出世の保証はないに等しいです。

人件費圧縮のしわ寄せは、現役世代の所帯持ちの50代よりも20代~30代へ来ていることは明らかです。

 

過当な出世競争も人件費圧縮のまやかしです。

どの企業もグレード制を導入し、試験や面接を設けていたりしますが、うまいことごまかしているなと思います。

 

もう年功序列で給与は上がりません。

 

何なら30代半ばで早々に頭打ちになることも珍しくありません。

 

今、20代の社員のほとんどは、勤務先が提示する平均年収に届くことは出世しない限り不可能でしょう。

 

50代は出世せずとも、年功序列時代の給与を得ています。

 

その勤務先もあまり魅力的な仕事を提供できていません。

 

現実、わたしも勤務先の業務はつまらないものばかり。

 

わたしは副業の方がよっぽど楽しいです。

 

長時間勤務も問題になっていますよね。

 

わたしの勤務先は残業はほとんどありません。

 

しかし、業務効率化が進んでいるにも関わらず、勤務時間は一向に短くなりません。

 

そろそろ1日6時間になってもいいのではなかろうか?

 

しかし、勤務時間の短縮は、企業にとって実質人件費が増えることになるので、踏み切らないのでしょう。

 

残業代が増えるとも思っていそうです。

 

こうして、人件費をあの手この手で圧縮した企業は、今も生き延びています。

 

本来は淘汰されるべきなのでしょうが、生き残ってしまっている。

 

そして、過去のイメージと粉飾された平均年収で、そういう悪質な会社に入社する若者が絶えないのではないでしょうか。

 

わたしの勤務先も名前だけは有名で、確かに安定はしていますが、給与は期待できません。

 

一部の部門を除けば、残業もほとんどないので(残業代を支払いたくないからであり、業務が終わっているわけではないw)、周囲も副業をしている社員がとても多いです。

 

非常に非効率ですよね。

 

どうにかして給与をあげてもらいたい。

 

そこで、わたしは前述の退職金の前借ができないか、という視点に至ったわけです。

 

使いたいけど、お金がないから、諦めている若者は多いはずです。

 

消費の刺激にもなりますし、若年層の運用額の増加にも繋がってよいと思うのですが、経営者のみなさまいかがでしょうか。