【ソーシャルレンディング】ラッキーバンクで遅延が発生していた件
目次
■はじめに
わたしは900万円以上をソーシャルレンディングに投資しています。
連休中、ソーシャルレンディング業界で激震が走っていたので遅ればせながら記事にします。
■事件の内容
ソーシャルレンディングのラッキーバンクで分配金の延滞が発生します。それもかなり大規模で100件以上の案件で遅延しています。
ラッキーバンクは不動産を担保に高利回りを実現しているソーシャルレンディング業者でしたが、今回、不動産担保の真価が問われることになります。
任意売却できれば、損失は少なくて済みますが、競売やサービサーへの債権売却となると状況は大幅に悪化します。
他のブログによれば、ラッキーバンクの遅延案件の分配予定表が分配金・償還金ともに半減した表示に変わったとのことです。
幸いわたしはラッキーバンクには投資していません。
ラッキーバンクへは100万円程度入金したことはありましたが、あまりにも人気でクリック合戦となり、なかなか投資できないので、資金を引き揚げていました。
ただただ運が良かったです。
ただ、ソーシャルレンディングに900万円投資している身としては看過できないニュースです。
今回の案件も投資すらしていない第三者の目で、冷静に記事にしていこうと思います。
■第二抵当権の方がお堅い案件だった件
ラッキーバンクにて遅延が起きている案件はほとんどが投資家に対し、第一抵当権として設定されている案件です。
投資家に対し第二抵当権が設定されている案件は、第一抵当権が設定された金融機関(銀行)の融資が注入されています。
どうしても銀行案件を遅延させることはできなかったため、今回銀行の融資が注入されていない第一抵当権が設定されている案件ばかりが遅延したと思われます。
投資かに対して第一抵当権が設定されていると投資家にとってはリスクが低いように思われますが、むしろ投資家に対し第二抵当権が設定されている案件の方が、銀行の融資が注入されており、良い案件だったという皮肉な結果に終わっています。
■今後の投資方針
今後の投資方針は敢えて変えずに行こうと思います。
わたしが投資しているのは、maneoファミリーに含まれているグリーンインフラレンディングとクラウドリース、そして独立系のLENDEXです。
Maneoファミリーは本体のmaneoに多数のベンチャーキャピタルが出資していますし、コンプライアンス体制が整っています。
LENDEXも運営会社と融資先は別々ですし、不動産担保の評価額は東急リバブルが行っており、信頼性が高いです。
今回遅延を起こしたラッキーバンクも、以前大問題を起こしたみんなのクレジットも、運営会社と融資先がほぼ一体となっていました。
グリーンインフラレンディングは運営会社と融資先がほぼ一体ではありますが、maneoファミリーに属しているだけあって、コンプライアンス体制がしっかりしていると踏んでいます。
またわたしが投資している案件はほとんどが第二抵当権が設定されています。上記の理論でいけば、なにかしら金融機関の融資が注入されており、安全性はむしろ高いからです。