誰でも出来るお金の増やし方

誰でも出来るお金の増やし方

お金が嫌いな人、いませんよね

大学4年の1年間で5回の海外旅行、4回の国内旅行に行った話

 

目次

 

 

■はじめに

こんにちは。健伍です。

今日は大学4年生のときの話をします。

 

 

■旅行三昧の1年間

大学4年の1年間でかなり旅行をしていました。

 

5月:鹿児島・ホノルル

6月:ディズニーランド&シー

7月:福岡&大分・メルボルン

9月:沖縄・バンコク

10月:北海道・ウルル&ケアンズ

11月:ホノルル

 

 

研究室は週1回のみで、時間にかなりゆとりがありました。

就活も4月には半ばに終わっており、もはや永遠の夏休みのごとく。

「週1回しか大学に行かないのに、週5で授業がある1年生のときと学費が変わらないのはどうなのだろう」と、母親に恨み節を言われたのはいい思い出です。

 

 

さて、旅行するときの原資はどう稼いだのでしょうか。

わたしは、バイトとポイントサイトで稼いでいました。

 

 

バイトは2つを掛け持ちしていました。

せっかくなので、どんなバイトだったのかご紹介します。

 

■お中元・お歳暮の取り次ぎ

一つ目は某航空会社子会社の派遣です。

 

時給1100円でした。勤務先は徒歩で歩ける距離でしたが、ご厚意で交通費をもらっていました。

 

具体的な仕事内容は、配達が完了していない伝票番号を、ヤマト運輸や佐川急便のサイトで検索し、配達状況を確認します。

主に配送事故がないかの確認です。

配送事故が起きることもあります。例えばマンゴーやメロンなどの生ものはどうしても賞味期限までに届かないことがあります。

お中元の時期だと、沖縄の台風によって、配送前に賞味期限が切れてしまうことがありました。

賞味期限が近くなったお客様の手元に届く前に再度発送を依頼することもありました。

 

 

賞味期限が短くなったメロンやマンゴーはわたしが勤めていた会社に戻ってくることもありました。

そういった配送事故の商品は捨てるだけなので、よくいただいていました。

 

メロンは3回くらいもらった気がします。

マンゴーも派遣さんの誰かが給湯室で切ってくれて、つまんだことがあります。

 

ポップコーンブームが到来したときは、中目黒にあるポップコーン屋がお中元に登場しました。

注文数ランキング1位の商品となりましたが、その缶入りポップコーンの返送品をつまんだこともあります。

「缶入りとは言え、お中元にポップコーンは嬉しくないよね」という話を派遣さんとしたのが懐かしいです。

やっぱりブームっておかしな方向に行きがちですよね。

今もお中元にポップコーンってあるのでしょうか。

 

このほか自社で企画したレトルトなどの在庫を格安(10円とか)で販売してくれたり、無償で配布してくれたりしました。

それだけで楽しかったなぁ。

 

一方で、時給が高くなくてもなにかもらえると満足度が増すという実例だなと思いました。

自動車工場の期間工を寮費無料で募っているのと同じ感じです。

 

 

また、社内は派遣の方が多く、結構仲が良かったです。

長年働いている方が多く、10年選手もちらほら。新人が来るのも慣れているようで、すぐに打ち解けられました。

あまり男性がいなかったのも良かったのかもしれません。

 

仕事も派遣にかなり任せてくれていたのですが、一方で「派遣に頼りすぎていて、大丈夫なのか不安になることもある」と超ベテランの派遣さんが漏らしていました。

 

 

ところで、お中元・お歳暮はかなり儲かるのを知っていますか?

お中元やお歳暮の商品はクレームで同じものを再度送りなおしても利益が出るようになっていました。

送りなおしは早々ないので、かなり利益が出ます。

 

百貨店の名前もかかっていますから、お中元・お歳暮のクレーム対応は結局お金で解決されます。

わたしも実際、「写真と違った(思っていたより量が少ない)」という難癖に遭遇したことがありますが、結局、別の商品を送付して、事を収めました。

お中元・お歳暮の取り次ぎだけでも数億円の利益になるという話でしたから、百貨店の利益はとんでもない金額です。

社員の方は、「お中元・お歳暮はまるでヤクザの商売だ」とよく言っていました。

 

 

電話対応やファックス送信、エクセル操作など、事務の基礎を叩き込まれたなという感じでした。

ひとつ残念だったことは、この仕事はお中元やお歳暮の時期しか募集がないことです。

わたしは結構この仕事が気に入っており、「天職だ」と思うくらいでした。

実際、3シーズン(お中元2回、お歳暮1回)働きました。

 

今でもやりたいなと思う仕事です。

 

 

■空港のWi-fiルーターカウンターのバックヤード

2つ目は羽田空港Wi-fiルーターカウンターのバックヤードです。

数年前に上場も果たした会社です。業績も右肩上がりです。

時給は1100円でした。こちらも派遣でした。

 

 

業務は、返却されてきSIMカードの通信量のデーターを消すこと、ルーターを充電すること、貸し出しされるルーターを準備することです。

国ごとにルーターも違いますし、SIMカードも違います。

貸し出しセットには、ルーター、SIM、モバイルバッテリー、アダプタが付属されます。

オプションで変換アダプタや紛失保険をつけることになります。

このオプションで稼ぐスタイルでした。

 

 

バックヤードなので接客することもありませんし、私服で出勤できます。

音楽を流しながら、おしゃべりしながら作業できるので気楽といえば気楽です。

しかし、わたしはあんまり他の派遣さんとは仲良くできませんでした。

むしろ険悪だったとも思います。

カウンターは外国語が何かしらできる帰国子女や留学生が立っていました。

そちらの時給は確か2000円とか。

 

 

スマホの普及により、Wi-fiルーターを借りて海外旅行する人が増えています。

また日本へ来る外国人旅行者も増えています。

うまくこの需要が捉えることができて、成長できている会社なんだなと思いました。

ノリに乗っている雰囲気がバックヤードからも感じました。

わたしが働いていた羽田空港の事務所は鳴り物入りで開設したようで、貸し出し数が順調に伸びていることから、よくお偉いさんが来ていました。

 

 

しかし、社員が常駐しているわけではないので、クレームが発生すると大変なことになります。

一度、「社員を出せ!」と大層ご立腹のお客さんがいて、カウンターはあたふたしていました。

日本語が流暢というわけでもないので、微妙な言葉遣い(社内の人間に「さん」付けするなど)で、余計お客さんの怒りを助長していました。

わたしはバックヤードで良かったなと思いつつ、そそくさとシフトが終わって帰ったのを覚えています。

 

 

社員も事務所にいたと言っても、業務をしているわけではなく、スマホで株取引に没頭していましたし、男性の社員だったのですが、女尊男卑がすごくとても不快でしたね。

わたしは幾度となく、派遣会社とバトルした記憶があります。不当にシフトが減らされたことで、さすがのわたしも堪忍袋の緒が切れました。

 

 

とはいえ、暇なバイトだったので、適当にやっていました。

こんなに成長していると肌身に感じていたのに、IPOに参加しなかったのは今でも悔やまれます。

 

 

二度とやりたくない仕事です。

 

 

■そしてポイントサイト

やはりここでも、ポイントサイトは登場します。

なんだかんだで高校生のころから細々とやっていたポイントサイト。

資料請求がメインでしたが、お小遣いを稼いでいました。

 

 

今でも、クレジットカードの発行やカードローンの申し込み、証券口座の開設などでお世話になっています。

 

 

money-tokyo.hatenablog.com

 

 

 

■おわりに

わたしは学生時代、バイトの掛け持ちとポイントサイトで、旅行資金を稼いでいました。

その他にも旅行代金を安くする裏技も使っていました。

 

裏技については別途記事にしますので、お楽しみに!