初心者がメルカリIPOに応募する戦略を公開します
【6/14:追記】メルカリのIPOに無事当選しました。
目次
■はじめに
みなさん、こんにちは。健伍です。
久々の大型IPO案件、メルカリ。みなさんもニュースで聞いたことがあるのではないでしょうか?
今回はメルカリのIPOのわたしの戦略についてまとめます。
■メルカリのIPO
公募価格の仮条件が2,200円~2,700円だったのが、6/1の正式発表で2,700円~3,000円になったのは度肝を抜かれましたね。
本当に強気なメルカリさん。上場ゴールになり果てないことを祈るばかりです。
さて、みなさんも良くご存知だと思いますが、IPO投資は勝率90%超えと言われる美味しい投資です。
IPOは新規上場のことです。
公募価格よりも初値が高くなることが多いので、公募価格で購入し、初値売りをすれば簡単に儲けが出ます、という算段です。
しかし、IPOは抽選に当選しないと購入できないんですよね。
何を隠そうこの私、IPOはこれまで何度も挑戦してきましたが、全く当たらず、ここ1年くらいは見向きもしていませんでした。
このブログのかなり古い記事を見ると、IPOに挑戦するという旨が出てくるのですが、どうせ当たらないよと諦めてました。
今回はわたしが愛用するメルカリの新規上場です。
どうしても買いたくなって仕方なくなり、久々にIPOに応募してみることにしました。
■久々のIPO挑戦
今回、メルカリのIPOを取り扱う証券会社は以下の通りです。
幹事:SMBC日興証券、野村證券、みずほ証券、マネックス証券、SBI証券、岩井コスモ証券
主幹事と呼ばれる証券会社は新規上場する株式の約7~8割を占めています。
さて、わたしは現在、以下の証券会社の口座を持っています。
大和証券、野村證券、SBI証券、カブドットコム証券、楽天証券、松井証券、岡三オンライン証券です。
ハピタスの口座開設案件で、SBI証券、カブドットコム証券、楽天証券、松井証券、岡三オンライン証券を口座開設しました。
野村證券は持株会を個人口座に移すために開設し、大和証券は今回のメルカリのIPOのために新規で口座開設しました。
今回は大和証券、野村證券、SBI証券、カブドットコム証券からメルカリのIPOに応募します。
ちなみに、カブドットコム証券は三菱系のネット証券会社で、今回同じく三菱系の三菱UFJモルガンスタンレー証券が幹事なので申し込みができます。
さて、どの程度の単元数を応募するかと言いますと、
大和証券:1単元
野村證券:1単元
SBI証券:3単元
カブドットコム証券:1単元
です。
合計6単元、合計180万円をIPO資金として投下します。
ソーシャルレンディングの償還金を投入することで、ソーシャルレンディング一極集中からの脱出の意図もあります。
それぞれの証券会社の資金振り込み方や所感等をまとめておきます。
①SBI証券
正直、SBI証券は口座開設数がかなり多いわりに、今回のメルカリのIPOは58枚しか割り当てがないと予想されていますので、当たらないと思います。
メリットしては、SBI証券は資金移動に対応している金融機関がかなり多いです。
わたしがメインバンクにしている楽天銀行にも対応してくれています。
もし当たらなかったとしても、資金移動してもいいです。
SBI証券はIPOの取扱件数もトップクラスに多いので、このまま資金をプールして他のIPOに申し込むのもありかなと思っています。
そして、SBI証券は申し込み単元数が多いほど、抽選に当たりやすくなる完全抽選です。
加えてもし抽選に外れたとしても、IPOポイントという独自のポイントが貯まります。
他のIPOに応募するときこのIPOポイントをある程度貯めて利用することで、抽選が必ず当たるようになるという特典つきなのです。
というわけで当たる気はしませんが、資金移動のしやすさの今後のIPOのことも考えてSBI証券は無謀な3単元で申し込みます。
②大和証券
大和証券は今回の主幹事なので、割り当て数がかなり多いです。
こちらは完全平等抽選なので、資金量の多寡は抽選に影響しません。
ひとまず1単元をプールします。
大和証券への資金移動はサブメインバンクのみずほ銀行を通じて行います。
もちろん振込手数料はかかりません。
※ゆうちょでも良かったのですが、ネットバンキングを使う設定にしていないので断念。
ちょうどソーシャルレンディングの償還金が90万円ほどあり、引き出し先の口座がみずほ銀行なので、すんなり移動させることができます。
③野村證券
野村證券は主幹事ではありませんが、申し込みの際に資金が不要です。
よって資金が拘束されないのが利点です。
わたしは1単元だけ申し込みます。
こちらも大和証券と同じく完全平等抽選です。
もし当選したら、楽天銀行から振り込みます。振込手数料はかかりません。
④カブドットコム証券
カブドットコム証券は幹事一覧に名を連ねていない裏幹事です。
資金移動はじぶん銀行から行います。振込手数料はかかりません。
完全平等抽選なので資金量の多寡によらないのと、ブックビルディング申し込みと購入申し込みで2段階の申し込みをしないと抽選されないので、面倒です。
今回は面倒なので個人投資家が避けるだろうという目論見からあえて申し込みの価値があると判断しました。
■ネット応募は割り当てが少ないが
それぞれの幹事証券会社の割り当てから、さらに店頭口座用とネット口座用に分けられます。
例えば、大和証券や野村證券はネット口座用に回ってくるのは10%です。
マネックス証券のように100%ネット口座用に振り分けてくれる証券会社もありますが、少数派です。
本当は店頭口座から申し込んだ方がいいのでは?と思うかもしれませんが、結局IPOの振り分けは営業担当次第です。
いかに手数料を落としているかがポイントになりますので、IPO以前になにかと面倒ですし、資金力が必要です。
よって、少額でも参加できるネット口座の方が良いと思っています。
■とりあえず証券口座を開設しよう
IPOの醍醐味は公募価格を初値で売ることです。
申し込みするためにはいろんな会社で証券口座を持っておくことが基本戦略となります。
証券口座開設はわたしがおすすめしているハピタス経由で行うと、現金相当のポイントがもらえるのでお得ですよ。
以下の記事でご紹介していますので、ぜひご一読ください。