グリーンインフラレンディング続報
こんにちは。健伍です。
グリーンインフラレンディングの親会社であるJCサービスから以下のような通達が出ました。
2018年6月27日
お 客 様 各 位株式会社JCサービス
グリーンインフラレンディングについて
弊社の子会社である株式会社グリーンインフラレンディングによるファンド募集につきまして、以下の通りお知らせ致します。
株式会社グリーンインフラレンディングは、maneoマーケット株式会社より、募集中のファンドにおける「開発資金」として募集された資金が最終貸付先企業における募集対象案件に対して募集に先行して支出を済ませた資金に充当されており、このままファンドの募集を継続することが適切でないとの指導を受けましたので、かかる指導に基づき、対象ファンドに関しては募集を停止するとともに、他のファンドについても資金の使途に関する同社の確認が完了するまでの間、新規の募集を一時見合わせることとさせて頂きました。
株式会社グリーンインフラレンディングは、「開発資金」とは、案件開発に係る開発着手から開発完了に至る一切の資金を指すものとの認識の下、ファンド募集の際の内容の表示に「開発資金」との文言を用いて参りましたが、今回のmaneoマーケット株式会社からのご指導を踏まえ、今後適切な対応を行っていきたく考えております。
ファンドに応募して頂きました投資家の皆様に対しましてはご迷惑をお掛けすることのないように致します。皆様には多大なるご心配をお掛けし、深くお詫び申し上げます。
何卒ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
以 上
引用元: http://jcservice.co.jp/news/20180627.pdf
政治献金(借り入れということになっていますが)とは別件でJCサービスから発表がありました。
現在、募集を停止している案件は、募集から先行して支出を済ませた資金に充当されていることが問題視されたようです。
しかも、指導をしたのはmaneo側という主語になっています。
グリーンインフラレンディングとしては、開発資金として募集したものは、開発着手から開発完了までの一切の資金という認識でいるため、maneo側と認識の相違が合ったものと思われます。
これまでのグリーンインフラレンディングやmaneo側からあった発表と大きく違う点は、
ファンドに応募して頂きました投資家の皆様に対しましてはご迷惑をお掛けすることのないように致します。
という部分です。
これまで何かと歯切れが悪かったグリーンインフラレンディングやmaneoとは違い、投資家を安心させる内容となっていると思います。
歯切れが悪かった理由は政治絡みの問題があったからなのでしょう。
そして、グリーンインフラレンディングで募集したすべての案件に対して今一度資金の使途について、確認を実施しているとの旨がありました。
膨大な件数ともなりますので、確認には時間がかかるでしょうし、確認終了後問題がなければ、「開発資金」という表現を訂正したうえで募集再会となるのではないでしょうか。
なによりJCサービスからのこの発表は投資家にとって希望を与える内容となったのではないでしょうか。
政治献金の絡みもあり、問題解決まで時間はかかりそうですが、案件そのものは存在し、進捗に問題はなさそうです。
何なら募集再開を目指しているという意志を感じました。
今後無事償還が続くよう事態を見守りたいと思います。
無事全案件の確認を終え、再び案件が再開されるのを待ちましょう。