監視委、maneoマーケットを行政処分するように金融庁に勧告
こんにちは。健伍です。
大変気になるニュースが舞い込んできました。
以下抜粋です。
証券取引等監視委員会は投資募集会社「maneoマーケット」(東京・千代田)を行政処分するよう金融庁に勧告する方針を固めた。
投資家に事実と異なる説明をして資金を集めた金融商品取引法違反行為が見つかったため。集めた資金は100億円規模とみられ、本来の目的以外に資金が流用されていたという。
金融庁は勧告を踏まえ、業務改善命令など行政処分の検討に入る。
いよいよmaenoに行政処分が下る見込みです。
グリーンインフラレンディングとして集めた資金はこれまで200億円規模です。
気になるのは「本来の目的以外に資金が流用されていたという。 」の部分です。
この文脈だと100億円すべてが流用されていたようにも読めますが、実際はどうなのでしょうか。
テレビ東京系列の日経朝特急では、「100億円規模の資金が流用されていた」と報じられたようです。
ただ監視委が調査したところ、実際には投資家から集めた資金はグリーン社を経由し、自然エネルギー関連の開発という本来の目的以外に流用されていることが発覚。
maneoマーケットはすでに対象となったファンドの募集を停止したが、監視委は虚偽の説明で投資資金を募ったことを重大な問題とみている。
これがJCサービスがいう開発資金の認識の相違なのでしょうか。
細野氏への貸し出し以外にも他に目的外の流用があったのでしょうか。
maneoマーケットは金商法上のファンド販売業者(第二種金融商品取引業者)で監視委の検査権限が及ぶ。
ただ集めたお金で実際にファンドを運営していたグリーン社には権限が及ばないため、全容解明は難航しているもようだ。
事態の進展が遅い(maneoマーケットからの報告)のは、証券取引等監視委員会(監視委)の権限がグリーンインフラレンディングに及ばないからだということでしょうね。
maneoファミリーのデメリットが露呈した形となりました。
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