確定拠出年金(iDeCo)で利回り10%を簡単に達成する方法
こんにちは。健伍です。
今回は誰でも出来る確定拠出年金の運用についてお教えします。
目次
■はじめに
早速ですが、あなたの確定拠出年金は今どんな状態ですか?
もしや、「入社以来何もしていない」なんて状態になっていませんか?
今年入社し、晴れて社会人になったみなさん、おめでとうございます。
入社早々、確定拠出年金の説明をされてちんぷんかんぷんになっていませんか?
それは困りましたね。
なんとなくとっかかりにくい印象のあるのが、確定拠出年金です。
どうやれば上手に運用できるのか気になりませんか?
わたしは偶然、初心者でも簡単に運用利回りを上げる方法を見つけましたので、ご紹介します。
わたしもこの方法で、株高が落ちついた2018年4月現在においても、利回り8%を維持しています。
※2018年1月は利回り20%まで行きました。利益確定しておくべきでした。
■レラティブストレングスとは
さて、肝心のその方法はレラティブストレングスと言います。
ざっくりご説明します。
1.投資候補対象は、日本株、先進国株、新興国株、日本債券、先進国債券、新興国債券、JREIT、GREITの8資産。
2.月末に、上記資産クラスの、「3ヶ月リターン、6ヶ月リターン、12ヶ月リターンの平均値」(以下、3-6-12ヶ月リターン)を計算する。
3.3-6-12ヶ月リターンが高い上位2資産を抽出する。
4.この2資産の中で、市場価格が12ヶ月移動平均を上回っている資産を抽出し、均等配分で保有するポートフォリオを構築する。
5.以上を毎月繰り返す。
(市原ブログさんより引用)
つまり、
8資産(日本株、先進国株、新興国株、日本債券、先進国債券、新興国債券、JREIT、GREIT)のうち、
「3ヶ月リターン、6ヶ月リターン、12ヶ月リターンの平均値」が高いものに投資しましょう!
という方法です。
※JREIT=国内不動産投資信託、GREIT=JREITの世界版
引用元の市原ブログさんは、このレラティブストレングスの創始者です。
毎月、3ヶ月リターン、6ヶ月リターン、12ヶ月リターンの平均値を計算し、その結果も公表なさっています。
あなたは特に計算する必要はありません。
毎月その計算結果(以降、シグナル)に従って、毎月購入する資産及び既に積立している資産を変えていけば大丈夫です。
このブログで毎月上旬(1日~5日)、シグナルをお知らせしますので、それに従ってください。
■レラティブストレングスと確定拠出年金は相性がいい
ところで、投資信託はどうしても売却すると利益に税金がかかってしまいます。
しかし、確定拠出年金ならば売却しても非課税です。
レラティブストレングスは、毎月シグナルに従って、資産クラスを入れ替えたとしても、売却に税金がかかりませんので、確定拠出年金と相性が良いのです。
※確定拠出年金で資産を売却し、別の資産を購入することをスイッチングと言います。
この作業に手数料は発生しません。
ちなみに市原ブログさんでは、リターンの上位2資産に投資する方法となっています。
わたしは少々アレンジを加えて上位3資産への投資をしています。
■今月のシグナル
ちなみに今月のレラティブストレングスのシグナルは以下の通りです。
1位:新興国株式(BUY)
2位:日本株式(BUY)
3位:J-REIT(BUY)
4位:新興国債券(BUY)
5位:日本債券(BUY)
6位:先進国株式(SELL)
7位:先進国債券(SELL)
8位:G-REIT(SELL)
このシグナルに従って、上位3資産の新興国株式、日本株式、J-REITへ3均等で投資します。
既に他の資産を購入している場合はすべて売却したうえで、上位3資産でポートフォリオを構築してください。
★例1:日本債券のみでポートフォリオを組んでいる場合
日本債券をすべて売却し、上位3資産でポートフォリオを組み直し(スイッチング)してください。
★例2
今月は、上位3資産が新興国株式、日本株式、J-REITでしたが、先月は、新興国株式、日本株式、先進国株式が上位3資産でした。
そこで、先進国株式をすべて売却し、J-REITにスイッチングしました。
■参考文献
今回、大変参考にさせてもらった市原ブログさんはこちらです。
そして、この記事を書く上で、たまたま発見した改良版レラティブストレングスの記事です。
なんとレラティブストレングスの1.5倍の収益が予想されるとのこと。
ちょっと面白そうなので、このブログでシグナルをお知らせするときは、こちらの方法でも計算してみようと思います。