理系学部は学科毎に学費を変えるべきだ
こんにちは。健伍です。
わたしは理工学部出身です。
数学系、物理系、化学系、生物系、情報系、経営工学系の学科があります。
全部で10学科ほどあります。
学科によらず、学費は変わりません。
しかし、物理系、化学系、生物系は実験が多いため、実験に使う薬品や試料などでかなりお金がかかっています。
それにもかかわらず、紙とペンがあればどこでもできる数学系や、パソコンさえあればなんとでもなる情報系、経営工学系との学費が変わらないのです。
わたしの大学は毎年、学生向けに学生生活に関するアンケートを取っています。
わたしは毎年、学科ごとに学費を変えるべきだという提案をしてきました。
未だ、変更の兆しはありません。
話は変わりますが、みなさん将来自分が亡くなったときの資産、つまり遺産はどうするか考えたことはありますか?
わたしはもともと、大学に行くつもりもなく、高校を卒業してニートでいいやと思っていました。
しかし、「とりあえず大学に行ってくれ」という周囲の要望で、なんとか大学にもぐりこんだわけです。
大学生活はこれまでのわたしの人生と打って変わって、明るく楽しいものになりました。
大学進学までの18年間は暗黒の日々でした。
名だたる年収の低い企業にも就職できましたし、なにより「生きていてよかった」と思える4年間でした。
わたしは経営工学系の学科を卒業しましたので、いつになるかはわかりませんが、遺産をこの学科(大学が残っている保証も、学科が残っている保証もありませんが)に寄付したいと思っています。
わたしの大学には個人の寄付によって建てられた校舎があります。確か銅像も建っていた気がします。
私の場合は遺産を運用してもらって、わたしの出身学科の学費を安くしてほしいなと思っているわけです。
おそらく、学科毎の学費にはならないでしょうから。
ただ少しでも出身学科の未来の学生には、少しでも安い金額で学んでほしいのです。
それだけ、大学に関しては恩を感じています。
未だ寄付金の案内は来ていますが、もう少し待っていてほしいと思っています。
目標と欲望は高く、生活水準は低く。
頑張っていきます。