今年2月にあったネスレ祭りについて(ネスカフェアンバサダー)
目次
■はじめに
こんにちは。健伍です。
一時期ポイントサイト業界を席巻したネスレの案件について、複数の案件をこなし、報酬が確定しましたので、所感をまとめておきます。
■ネスレの案件
数年前、ネスレは日本国内で新規事業として、ネスカフェアンバサダーを開始しました。
スタートアップが上々の結果だったことを受けて、さらなる規模拡大のため、現在かなりの広告費を割いているものと思われます。
ネスカフェアンバサダーのCMも一時期よく流れていましたよね。
ネスカフェアンバサダーの規模拡大の一環として、ポイントサイトにてネスレ関連の高額案件が出回っていました。
時期は年明けから2月ごろでした。
■高額すぎた報酬
わたしが実際にこなしたネスレ案件は3つです。
★案件と獲得報酬
ネスカフェアンバサダー:24,000ポイント
ネスカフェドルチェグスト:21,000ポイント
キットカットたのめるくん:5,000ポイント
※このほか、アイスコーヒーマシン、お茶のマシンの案件もありました。
★ポイント獲得条件
ネスカフェアンバサダーは定期便の注文を3回以上行うことでした。
ネスカフェドルチェグストは特に条件はありませんでした。
キットカットたのめるくんは注文可能地域が大都市圏に限られていました。
これが所謂ネスレ祭りです。
★結果
5月中に上記3件の案件すべての報酬が確定し、5万円相当のポイントを受取りました。
あまりにも高額案件でしたので、この水準の報酬はもうお目にかかれないと思います。
★ネスレ案件の今
現在の報酬は落ち着いています。
10,000ポイントなら高額です。
5,000ポイント超えていればゴーサインです。
■ネスカフェの2案件に関して
①ネスカフェアンバサダーとは
ネスカフェアンバサダーに新規で登録すると、コーヒーマシンが無償貸与される仕組みでした。
コーヒーカセットは別途購入する必要がありました。
ちなみにネスカフェアンバサダーは法人または個人事業主でないと申し込みできません。
わたしは幸い個人事業主として今年開業しましたので、そちらの名義で申し込むことができました。
※仮に個人事業主として開業届を出していなくても、わざわざネスレが実態調査をするわけではありませんので、個人事業主という体で適当な会社名を名乗れば問題ありません。
なぜならネスカフェアンバサダーは1人だけの事務所も設置対象としているためです。
②ハッピーコール
さて、無事ネスカフェアンバサダーの登録を済ますと、ネスレから電話がかかってきます。
これはハッピーコールと呼ばれるものです。つまりはご入会ありがとうございます、という電話です。
この電話口で、「実際に訪問してマシンの使い方の説明をしますが、いつならご都合よろしいでしょうか」という趣旨の話をされます。
わたしは自宅兼事務所として開業していますが、わざわざ来てもらうまでもないので、お断りました。
あまりしつこい場合は、「土日だけなら可能です」と返答すれば、問題ありません。
なぜならネスレの訪問は平日のみの対応だからです。
③らくらく定期便
ハッピーコールを受けた後、ネスレの通販サイトでコーヒーカセットを購入する必要があります。
らくらく定期便と呼ばれており、ネスカフェアンバサダー会員専用の通販です。
このらくらく定期便でコーヒーカセットの注文をすると、同時にコーヒーマシンが送られてくる仕組みです。
④コールセンターを信用するな
ただし、ここで注意です。
らくらく定期便以外に通常の定期便も用意されており、混同しがちです。
定期便を申し込む前に、らくらく定期便かどうか確認してください。
実際、わたしも通常の定期便から購入注文をしていました。
コールセンターから送られてきたメールのURLが間違っていたようです。
コーヒーカセットは送られてきたものの、なかなかコーヒーマシンが送られて来ないので、ネスレに問い合わせたところ、発覚しました。
本来はコーヒーカセットとコーヒーマシンはほぼ同時に送られてきます。
コーヒーカセットが先に届き、5日以上経ってもコーヒーマシンが届かない場合は、ネスレに電話してください。
そのコーヒーカセットはらくらく定期便ではない可能性が高いので、ネスレに確認してもらい、らくらく定期便ではない場合は返品してください。
※なお、コーヒーマシンをしっかり使うつもりであれば、わざわざ返品することもありません。
わたしはコーヒーマシンを使う気がなかったので、コーヒーカセットの購入は最低限に済ませたかったのです。
なぜなら、らくらく定期便ではないと、ポイント獲得条件の定期便3回以上の注文にカウントされないためです。
さて、発覚後、コールセンターの指示通り再度注文したところ、また通常の定期便でした。
正直、コールセンターの対応は悪いです。
というか人によって差がありすぎます。
ノウハウの蓄積と大幅改善を期待したいものですね。
以前記事にも書きましたが、通常の定期便を結局2回頼んでしまい、1つは着払いで返品できましたが、1つは返品期限が過ぎ返品できませんでした。
というのも、期限内にコールセンターに電話していたにも関わらず、担当者に「返品できない」と言われてしまったからです。
虚偽の説明を受けたため返品できなかったことを翌日コールセンターに問い合わせましたが、「返品できない」の一点張り。
数時間粘りましたが、埒が明かないので諦めました。
⑤コーヒーマシンが4台届く事件
ようやくコーヒーマシンが送られてきました。
コーヒーマシンにはバラエティーパックというコーヒーカセットのセットがプレゼントとしてついてきました。
しかし、コーヒーマシンは本来2台送られてくるはずが、4台送られてきました。
なんと2台も余計に送られてきたのです。
1台はネスレ側のミスで送られてきたものでしたので、着払いで返品しました。
このミスの1台にはコーヒーカセットがプレゼントで送付されてきました。
コールセンターにはプレゼントも返送するよう言わました。
しかし、わたしは通常の定期便のURLを教えられた挙句、虚偽の説明により返品できない件があったので、あえてプレゼントは返送しませんでした。
せめてもの抵抗でした。
特にお咎めもありませんでしたので、返品された内容は確認していないものと思われます。
もう1台はプレゼントだったそうで、そのままいただきました。
コールセンターに問い合わせをして、ようやく判明しました。
コールセンターの方は「ご自宅用にお使いください」と言っていましたが、自宅兼事務所なので、ご自宅用もくそもないんですよねw
特にレターもなく送られてきますので、ミスなのかプレゼントなのか判断することは非常に困難です。
せめて事前にメールをいただければマシなのですが、判断材料がゼロなのは改善してもらいたいものです。
⑥ポイント獲得条件
さて、おさらいになりますが、ポイント獲得条件は以下の通りでした。
ネスカフェアンバサダー:定期便を3回以上購入
送料無料になる最低額は3,000円以上(おぼろげ)なのですが、わたしは1つだけコーヒーカセットを購入して済ませていました。
最低額に達していない場合の送料は500円もかかりません。
わたしはコーヒーカセットを使わないつもりでしたので、1つだけ購入した方が持ち出しが少なくて済みます。
⑦敗戦処理
コーヒーカセットは購入したものやプレゼントも合わせてメルカリやラクマで売却しました。
返品できなかったカセットも同様に売却しました。
いつでもコーヒーを飲める環境でしたが、結局1杯も飲まずに売り払いました。
返品できなかったコーヒーカセットはあいにく送料無料の最低額の5,000円分を買ってしました。こちらはメルカリにて3,500円で売れました。
プレゼントと本来の定期便の購入分に関しては、5,000円相当が2,900円で売れました。
5,000円相当のうち、4,000円分がプレゼントだったので、悪くないですね。定期便の購入分は別途合計1,000円程度の送料がかかっています。
またプレゼントしていただいたコーヒーマシンも売却しました。たしか、4,000円くらいで売れました。
このように、プレゼント分も売却できたこともあり、返品できないトラブルはありましたが、こちらの持ち出しはほとんどなかったように思います。
実際、計算してみると、持ち出しは500円以下になりました。
⑧解約
無事ポイントが確定したことを確認してから、ネスレに電話し、ネスカフェアンバサダーを解約しました。
コーヒーマシンを無料で使う条件として、定期便から定期的にコーヒーカセットを購入する必要があります。
コーヒーを飲まないわたしには無駄な出費を垂れ流すだけので、サクっと解約しました。
電話一本ですぐ解約できますよ。
この手軽さは素晴らしいです。
ちなみに定期便は最長4か月に1回、最短2週間に1回という頻度になります。
ネスカフェアンバサダーを解約すると貸与されていたコーヒーマシンは元払いで返送しなくてはなりません。
返送先は大阪府です。コールセンターに解約の電話をすると、住所を教えてもらえます。
メールで住所を送ってもらえれば助かるのですが、わたしの場合はメモを取るように要求されました。
サイズはだいたい100サイズになると思います。
外箱のまま返送しましたが、特に問題ありませんでした。
わたしの居住地からですと、送料は1,200円ぐらいでした。
コーヒーマシンは2台ありましたので、2,500円くらいかかりました。
⑨振り返り
★多少の持ち出しはあるが黒字になる案件
このように振り返ってみますと、少々持ち出しはありましたが、それでも3,000円以下です。
定期便のトラブルがなければ、もう少し少なく済んだと思います。
2台の申し込みで、45,000円相当のポイントを獲得できたので、悪くない案件だったと思います。
黒字額は4万円以上です。
定期便で購入するコーヒーカセットを使い切るのであれば、1,000円程度の返送料だけの負担で、済みます。
使い続けるのであれば、返送料は不要です。
その代わり定期便を頼み続ける必要があります。
ポイント獲得条件によっては、定期便を3回も頼まなくても済む場合もあります。
最低1回の注文で、最低購入数だけであれば、1,000円以下で済みます。
よって、返品するケースを想定するならば、持ち出しは3,000円以下で済みます。
これからネスレ案件に申し込む方は、ご自身のスタンスと想定される持ち出しを勘案して、報酬と相談することをおすすめします。
報酬を問わず、コーヒー好きならおすすめです!
★ポイント反映までの時間
ネスカフェアンバサダー自体は今年の2月に申し込みました。
ポイントの反映に時間がかかった理由としては、定期便を3回利用する必要があったことと、定期便のトラブルがあったことでした。
黒字額は4万円以上となりましたが、コールセンターの対応が悪かったことや通常の定期便のURLを教えられたことは、わたしのストレスの要因でもありました。
そして、コーヒーマシンはとにかく場所を取るもので、もともとポイント目的で、コーヒーを飲むつもりもないわたしにとっては、邪魔でしかありませんでした。
「コールセンターは信用しない」という教訓を得ることができたので良しとしましょう。
■キットカットたのめるくん
以前、キットカットたのめるくんが送られて来ない件について記事にしました。
こちらは申し込み地域が限定されていた案件でした。
申し込み多数でキットカットたのめるくんが送られて来ないという事態になりました。
わたしはポイントサイトの報酬もつかないだろうと諦めていたのですが、なんと、ポイントが付きました。
キットカットたのめるくんは不要になったら送料自己負担で返送する必要があります。
もしキットカットたのめるくんが送られてきた場合、プレゼントでもらえるキットカット3袋だけ食べて、返送するかどうかは後から決めようと思っていたのですが、悩む必要もなくなりました。
■ネスレ祭りは終わった
ネスレの案件は以前のような1件20,000ポイント超えの案件はなくなりました。
現在は小康状態です。
ただ、今後復活することもあり得ますので、祭りがはじまったらこのブログでご報告いたします。
そして、たびたびわたしはネスレの対応の悪さを感じました。
日本事業はうまく行っているみたいですが、複合機のようにコモディティー化するのではないでしょうか。
このインタビューは偶然、「人口減少 ビジネス」と検索したところ、トップに表示されたので、見つけました笑