グリーンインフラレンディングの元本回復シミュレーションをしてみた
こんにちは。健伍です。
わたしはグリーンインフラレンディングに646万円投資しています。
現在グリーンインフラレンディングの募集が停止しており、親会社のJCサービスの資金繰りが悪化する可能性があります。
そこで、もし投資資金が棄損した場合、どれくらいの期間で取り戻せるかシミュレーションしてみました。
有名ブロガーさんの先日の記事で全損は回避できる可能性が高いことがわかりました。
大切なことを2点取り上げます。
①バイオマス発電に関しては買い取り先が見つかる可能性がある
バイオマス発電の権利そのものが価値のあります。
バイオマスはわたしの投資額の7割を占めています。
このバイオマス発電の投資元本が返って来れば、かなり状況が変わります。
買いたたかれないことを祈るばかりです。
②他の事業も売却する方向が濃厚
マネオによるリファイナンスがないことが決定したわけではありませんが、事業を売却する方向性だそうです。
※グリーンインフラレンディングに関するブログにコメントをよくしている「通りすがり」さん(不安を煽るコメントをすることで有名です。詳細発覚前は全損すると吹聴していました)曰く、
太陽光、海上水力はほとんど価値なし、バイオマスは価値あり。トータルで30億~50億円と言っています。
せっかくなのでこの試算も下限のベンチマークとして組み込んでみることとしましょう。
さて、話を戻しまして、有名ブロガーさんの記事を読む限り、リファイナンスによる事業続行よりも早期に事業を売却すること方向で進んでいるようです。
ただ、リファイナンスの手段が完全に途絶えたわけではなく、maneoがリファイナンスの手段を講じるべく検討していると思われます。
元記事はこちら。
◎シミュレーションの前提
本業で働き続ける。残業は想定しない。
私情ですが、転勤が年内に終わることにより会社から支給されるお金も含める。
投資以外の副業は続けるが、保守的な見通しで計算する。
転勤終了に伴い、新しく始める副業で月4万円を計上する。
★7月の分配と償還が行われた場合
約55万円が返ってくることになります。
約590万円を取り戻すのにかかるのは最短で18ヶ月という結果が出ました。
達成可能性が高いのはこちらのケースです。
①グリーンインフラレンディング全事業で30億(下限)となった場合
通りすがりさんのコメントより、価値があるのはバイオという意見から、予想売却益の下限30億円のほとんどをバイオに振り分けます。
さらに7月分の償還と分配もなされるものとします。
そうすると、約280万円が返ってきます。だいたい投資額の43%です。
約366万円を回復するには最短7ヶ月で達成可能という結果が出ました。
②グリーンインフラレンディング全事業で50億(上限)となった場合
予想売却益の上限50億円のほとんどをバイオに振り分けます。
さらに7月分の償還と分配もなされるものとします。
そうすると、約413万円が返ってきます。だいたい投資額の64%です。
約233万円を回復するには最短5ヶ月で達成可能という結果が出ました。
売却シミュレーションはかなり現実的な数値となったのではないでしょうか。
幸いバイオへの投資額が多かったおかげで半損くらいで済みそうです。
シミュレーションの結果、そこそこのスピードで取り戻せることがわかり、かなり気が楽になりました。
今後は来年から新しくはじめようと準備している副業、本業の残業時間、そして新たな投資先(より保守的になると思います)次第でスピードは速まります。
ソーシャルレンディングの収益が半分を占めていた副業は出直しです。
改めて年間100万円を目指すとことからはじめることになるでしょう。
(今年は既に年間100万円を達成していますが)
当面はIPO、ポイントサイト、そしてクラウドリース(ソーシャルレンディング)がメインになります。
クラウドリースも不安はありますが、今回のグリーンインフラレンディングの件の影響は受けない模様です。
ソーシャルレンディングでセミリタイヤを試みていましたが、無理だということがわかったのは良いことです。
退職金やそれまで積み上げた資産を投資していたかもしれないと思うとゾッとします。
良い教訓として、今後に生かします。
大きな勝ちより小さな勝ち。
高利回りは疑え。
欲が出てきたら引き時。
いずれにせよもう少し働き続ける必要がありそうです。
★ソーシャルレンディングを理解するおすすめ書籍